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  • 【うきは市】 フルーツ王国、ワーケーション誘致への挑戦。 vol.1

    WORKATION

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  • うきは市都市計画準備課の大久保さん

    HOnProマガジンでは、ニューノーマルな働き方の一つとして注目されるワーケーションについて独自取材。受け入れ先である各自治体の魅力をお伝えし、その地域での新しいライフスタイルをイメージするきっかけをお届けしていきます。第一回目は、うきは市都市計画準備課の大久保さんに、同市におけるワーケーション誘致の経緯や現状、今後の展望についてお話を伺いました。

    自然に恵まれた魅力あふれるうきは市

    市中心部の筑後吉井は白壁の建物が並びます。

    博多駅から車で約1時間、福岡県南東部に位置するうきは市。耳納連山を望む山麓には季節ごとのフルーツ狩りが楽しめる果樹地帯、平野部には田園地帯が広がり、一級河川・筑後川のほとりには筑後川温泉と吉井温泉という2つの良質な温泉地があります。市中心部の筑後吉井は、情緒ある白壁の町並みにカフェやショップも続々とオープンする注目のエリア。周辺にはキャンプ場も進出しています。そんな同市は2019年秋に発足したワーケーション自治体協議会(WAJ)に加入。職場や自宅から離れ、余暇を楽しみながら仕事をするワーケーションの普及活動を進めています。

    きっかけは遊休施設の有効活用

    市指定文化財の歴史的建造物「鏡田屋敷」

    2018年度、少子高齢化が進む山間部で3つの小学校が立て続けに閉校となった事態を踏まえ、市は遊休施設の活用策を検討するプロジェクトチームを発足しました。まずは市指定文化財の歴史的建造物「鏡田屋敷」で、関東・関西の企業経営者などが集う「TeamWAA!」と、お試し勤務の実証実験を実施。「都市部のオフィスとは全く異なる環境。ここで働くことに大いに価値を感じる」という参加者の声を受け、鏡田屋敷をワークスペースとして活用することに。そこから市全体でコワーキングスペースの整備が進んでいきました。

    市内にある注目のコワーキングスペース

    古民家を改修したコワーキングスペース「FLATFORM UKIHA」

    現在、市内にあるコワーキングスペースの中で最も活気を見せるのは、古民家を改修した「FLATFORM UKIHA」。飲食店も併設され、ワーカーに限らず市内外から多くの人が集う市内最大の交流拠点です。2021年度中に営業を開始する「鏡田屋敷」も、ワーク・飲食・宿泊と多目的に利用でき、新たなにぎわいが生まれると期待されています。また市内の宿泊施設では、Wi-Fi完備はもちろんワーケーションプランを実施するところもあり、「ステイ+ワーク」の受け皿ができつつあるようです。

    選択してもらう必然性を作ることが持続の鍵。

    元々ワーケーション誘致の大きな狙いは、関係人口を増やし地域経済活性化を図ること。しかし多くの人を呼び込むためには、来訪者のニーズを正確に把握し、そこに訴求できる魅力的なコンテンツを発信しなければいけません。「うきは市を選択していただく必然性を作ることで、リピーターやファンの獲得につなげ、持続的なワーケーション施策を展開していきたい」と大久保さんは語ります。

    ワーケーションのその先を見据えて

    地域資源を最大限に生かしながら、来訪者と地域の双方にいかに効果をもたらすことができるか探っている、と大久保さん。「来訪者のニーズの反映に努める一方で、地域のキーパーソンとも連携して相互の成長につながる次のステージを見越していく必要があります。ワーケーションへの注目がさらに高まることで、地方をフィールドとしたビジネスの開拓や二拠点居住、移住などが進み、地域に主体的に関わる人材の獲得にもつながれば」と展望を語ってくださいました。
    意義あるワーケーションの実現には、ワークとバケーションをバランスよく取り入れることが重要です。その環境を十分に持ち合わせた上で、さらに良いワーケーションの在り方を模索しているうきは市の今後の展開が楽しみです。

    続編の「【うきは市】 フルーツ王国、ワーケーション誘致への挑戦。 vol.2」では、より具体的にうきは市でワーケーションを検討する方に向けた情報をご紹介します!

    ※この記事内容は公開日時点での情報です。

    author
    HONPROmag編集部

    「HONPROmag」の運営会社 株式会社ホンプロのメンバーが編集部員となり、地方モデルによるディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)が溢れる社会実現を目指し、九州・沖縄エリアの自治体や企業の取り組み等をお届けします。