「HONPROmag」のロゴ
  • HOnPro ホンプロとは
  • WORKATION ワーケーション情報
  • CASE 事例
  • COLUMN コラム
  • SEMINAR セミナー
  • ABOUT US 運営会社
  • DOWNLOAD 資料ダウンロード
  • 【鹿児島県 薩摩川内市】豊かな自然に包まれた薩摩川内市で自然を感じながらワーケーション

    WORKATION

    SHARE
  • メジャーリーグのホームランセレブレーションで使われている兜を製造する「甲冑工房丸武」(写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟)

    薩摩川内市は、鹿児島県の東シナ海に面している海の自然が豊かな地域です。鹿児島県の北西部に位置しており、鹿児島県で最も広い面積を持っています。九州新幹線の停車駅川内駅があり、島全体が国定公園に指定されている甑島を有しております。薩摩川内市では、ワーケーション事業を展開していて魅力が高まっています。近年の取り組み状況を詳しく紹介します。

    薩摩川内市がワーケーションに取り組む目的

    薩摩川内市ではワーケーション事業に2023年度から本格的に取り組み始めました。薩摩川内市が掲げている目的は本事業をきっかけにファンとしての関係人口を増やし、薩摩川内市への移住者を獲得することです。日本では少子化の影響を受けて人口が減少する傾向が強く、さらに若い世代ほど首都圏に住んで働きたいと考えていることが多くなっています。その結果、地方の過疎化対策として多くの自治体でワーケーション事業に取り組んでいるところが増えてきました。薩摩川内市でもその流れを受けて、ワーケーション事業を開始し、世の中のニーズに合うサービスの確立を目指しています。

    鹿島断崖(提供:薩摩川内市)

    薩摩川内市の魅力は?ワーケーションの場所として選ぶメリット

    ワーケーション先を探す企業や、個人の視点では薩摩川内市にどのような魅力があるのでしょうか。ワーケーションの場所として薩摩川内市を選ぶメリットは現状としては3つあります。

    1つ目は薩摩川内市の大自然を満喫できることです。東シナ海に面した変化に富む白砂青松の海岸線、一級河川「川内川」、ラムサール条約湿地として登録された「藺牟田池」、地形の変化の美しい甑島、各地の温泉など薩摩川内市には多種多様な自然環境が有してあります。

    2つ目のメリットは体験メニューの豊富さにあります。薩摩川内市には体験プログラム「きゃんぱく」があり、薩摩川内市の各地で体験できるプログラムを探して申し込めます。人気のプログラムは、本土地域では戦国武将鎧体験、おくどさん体験、レンジャー体験、甑島地域ではこしきの塩づくり体験、椿油絞り&アヒージョ、遠目木山トレッキングなどです。年間を通じて多種多様なプログラムを楽しむことができます。

    3つ目はモニター事業に積極的に取り組んでいることです。薩摩川内市ではワーケーション推進のため、令和5年度はモニター事業を実施しています。薩摩川内市内でワーケーションを実施したモニターには最大15万円の奨励金が支給されます。「長期滞在をしたけど快適だった」、「Wi-Fiが快適だった」、「地元の人との意見交換が得がたい体験になった」といったモニターの感想も寄せられています。11月にもモニターを募集しますので、薩摩川内市でのワーケーションに興味を持った方はぜひこの機会に応募してみましょう。

    (これまでに薩摩川内市でワーケーションを実施したモニターのレポートはコチラからご確認いただけます。)

    紅葉が色づく藺牟田池(提供:薩摩川内市)

    市比野温泉ポケットパーク(提供:薩摩川内市)

    おすすめ!薩摩川内市のワーケーションスポット

    薩摩川内市には、ワーケーションを楽しむ目的での自然豊かなスポットが各地にあります。地元の人と交流していると、穴場スポットも紹介してもらえることもあります。一方で効率的に仕事を進める環境が整っているのかが気になる人もいるでしょう。薩摩川内市では仕事をするのに適しているワーケーションスポットが増えてきています。

    ワーケーション施設としてWi-Fiが充実しているコワーキングスペースは魅力的です。仕事に集中できる環境が整っているだけでなく、人とのつながりを増やせるメリットもあるからです。薩摩川内市ではHUB satsuma-sendai city3rd co-working space川内店のように気軽に利用できるコワーキングスペースがあります。会議やワークショップを実施したいときにもSSプラザせんだいSOKO KAKAKAなどを利用可能です。

    JR川内駅から車で5分の所にあるSOKO KAKAKA(画像提供:SOKO KAKAKA)

    コシキテラスオソノベーカリーのように、ドリンクや軽食を楽しみながら仕事をしていてもOKなカフェ空間もあります。宿泊施設ではFUJIYA HOSTELniclass 甑島はワーケーション可能な宿泊施設として人気です。

    薩摩川内市におけるワーケーションの課題・展望

    薩摩川内市ではワーケーション事業を開始した段階なので、まだ課題もたくさんあります。ワーケーターの獲得は課題の一つでしょう。薩摩川内市ではモニター事業を通じて多くの人に知ってもらい、個人だけでなく、企業のワーケーションによる来市を促す計画を立てて事業を推進していきたいと考えています。空き家の活用や民泊農家の発掘にも取り組み、ワーケーションのさまざまなニーズに応えられる体制を整えようと努力しているのが現状です。ワーケーション先を探している人にとってはモニター体験ができる今がチャンスです。薩摩川内市の魅力を知る良いきっかけになるので、ワーケーションモニター事業に申し込んで薩摩川内市ならではの体験をしてみましょう。

    薩摩川内市街地(提供:薩摩川内市)

    最後に

    \野球好きには耳よりの情報です/

    キャプション画像でも紹介していた「甲冑工房丸武」。こちらはメジャーリーグのホームランセレブレーションで話題になった兜を製造しています。なんとその兜がふるさと納税の返礼品になっています。興味のある方はぜひチェックしてみてください!

    ※その他、薩摩川内市の観光情報はコチラからご確認いただけます。

    メジャーリーグのホームランセレブレーションで使われている兜を製造する「甲冑工房丸武」(写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟)

    author
    HONPROmag編集部

    「HONPROmag」の運営会社 株式会社ホンプロのメンバーが編集部員となり、地方モデルによるディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)が溢れる社会実現を目指し、九州・沖縄エリアの自治体や企業の取り組み等をお届けします。