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  • 【鹿児島県 肝付町】東洋のフロリダ?その名の秘密に迫る!

    WORKATION

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  • 内之浦海岸(提供:肝付町)

    鹿児島県肝付町は九州の最南端に位置する大隈半島にあります。『東洋のフロリダ』と呼ばれる肝付町では、ワーケーションの取り組みを2023年度から開始しました。肝付町ではどのような形でまちづくりを進めているのでしょうか。東洋のフロリダ肝付町のワーケーションの状況を見ていきましょう。

    肝付町-『東洋のフロリダ』の由来

    フロリダというと美しい海岸が広がっていて、サマーバケーションにぴったりの魅力的なスポットというイメージが強いでしょう。『東洋のフロリダ』の異名を持つ肝付町も、アメリカのフロリダ州と同じ美しさと魅力を持っています。

    肝付町が東洋のフロリダと呼ばれているのは、広大な白い砂浜が広がっているからです。美しい海岸線に沿うように国道448号が約50㎞続いています。青々とした広大な海を見下ろしながら、ドライビングやツーリングを楽しめる点もフロリダと共通しています。

    白い砂浜が特徴の辺塚海岸(提供:肝付町)

    肝付町とフロリダには、他にもたくさんの共通点があります。本土の最南端に位置していて、温暖で雨が多い湿潤な気候に恵まれているため、肝付町にいるとフロリダのイメージが湧いてくるでしょう。また、肝付町には「はやぶさ」を発射させたJAXAのロケット発射台があります。フロリダもNASAがロケットの打ち上げに使用している有名なケネディ宇宙センターがあるので、この点も肝付町とよく似ています。これだけの類似点があるからこそ、肝付町が『東洋のフロリダ』として有名になってきました。

    内之浦宇宙空間観測所にてロケット発射の時の様子(提供:肝付町)

    ワーケーションの取り組みを始めた理由

    肝付町は2023年度にワーケーションの本格的な取り組みを開始しました。ワーケーションを始めたのは肝付町を日本中で知ってもらい、全国の人たちに訪れてもらいたいからです。東洋のフロリダとして美しく、過ごしやすい環境がある肝付町にワーケーションで訪れてもらい、交流の機会を増やそうという発想で取り組みが始められました。

    肝付町では、地場産業の課題解決の手段としてもワーケーションに注目しています。東京や大阪などの首都圏から来訪した企業との接点が生まれることで、地場産業の活性化や問題点の解決を進めていきたいと考えて積極的な取り組みを進めています。

    肝付町のワーケーションの魅力

    ワーケーションスポットを探している人にとって、肝付町はどのような魅力があるのでしょうか。肝付町は東洋のフロリダと呼ばれるように、訪れるとバケーションを取っているかのような感覚でリラックス・リフレッシュできる環境が揃っています。フロリダとは違って観光客が押し寄せてゴミゴミした感じもなく、ゆったりとくつろげる砂浜が広がっています。施設から歩いて5分程で行ける砂浜にPCを持ち込めば、人のいない砂浜で、ゆっくりとした時間の流れを感じながら仕事をすることができます。

    海と程近く、まるで吸い込まれていくかのように続く道路(提供:肝付町)

    肝付町は第一次産業の町で農業、林業、畜産業、漁業が活発におこなわれています。ワーケーションを通して、都会にはない非日常を体験する機会も得られる場所なのが肝付町の魅力です。肝付町の湾岸には飲用できる水が湧いているので、湧き水でコーヒーやお茶を淹れる贅沢な時間を過ごすこともできます。自然に親しみながら仕事をするひと時を過ごせるワーケーションスポットになっています。

    特産のえっがね料理。 鹿児島ではカニやエビなどの甲殻類をガネと呼び、その中でも伊勢えびは「縁起がいいガネ」が訛って「えっがね」と呼ばれているんだとか。(提供:肝付町)

    また、肝付町では企業とのつながりたいと考えている地場企業がいくつもあります。再生可能エネルギーの活用による地域社会づくりを進めている「おおすみ半島スマートエネルギー」、ICT活用によるスマート農業を取り入れている新村畜産、JASスギ構造用大断面集成材の国内初認定を受けて、林業経営から製材、住宅施工まで一気通貫型事業の山佐産業が代表例です。このような企業とのつながりを作る機会としても、肝付町のワーケーションは魅力があります。肝付町には独特の地場産業が多数発展しているので、大阪や東京の企業で働く人たちにとっても新しい発見と出会いがあるでしょう。

    肝付町は辺塚だいだい、きんかんなどのフルーツも特産。(提供:肝付町)

    知っておきたい!肝付町のワーケーション情報

    肝付町でワーケーションを考えるときに、知っておきたい重要情報を押さえておきましょう。肝付町では地域交流型ワーケーション施設「海辺の音(ね)」を今年7月にオープンしました。内之浦海岸が見えるスポットに用意された5LDKの平屋戸建て住宅で、基本的な家具家電はもちろん、Wi-Fi環境も整っています。ゆっくりと肝付町の生活を体験できる施設として提供されていて、1日あたりたった1,000円/組(光熱費込み)で利用できます。近くにスーパーやコンビニなどもあるため、過ごしやすい環境で肝付町の魅力を実感できる施設です。

     

    地域交流型ワーケーション施設『海辺の音(ね)』(提供:肝付町)

    肝付町では初めて訪れた人のための町内案内ツアーも実施しています。きもつき移住サポートセンターのスタッフが、町の案内や観光スポットの紹介をしてくれるサービスです。長期のワーケーションや移住も加味して、学校や病院などの各種施設や不動産事情の説明も受けられます。

    肝付町はワーケーション参加者への特典として、SUP(スタンドアップパドル)やシーカヤックの無料貸し出し、JAXAロケット発射場のガイド付き見学(無料)を実施しています。また、東洋のフロリダと呼ばれる海岸線は、磯釣り1級ポイントに指定されており、釣り好きには最高のスポットです。その他にも、温泉や山歩きなどワーケーションでできることがたくさんあります。

    肝付町のワーケーションのこれから

    肝付町ではワーケーションの取り組みを始めて間もなく、現時点ではまだ目立った成果が出ていません。施設やサービスが整い始めたところで、これからだんだんとワーケーションに利用する人が増えてくる段階です。情報発信を積極的に進めていきたいという方針を立てているので、今後は東洋のフロリダとしてアメリカのフロリダと同様に人が押し寄せる状況ができる可能性もあります。肝付町へのアクセスは鹿児島空港からレンタカーが便利です。肝付町ではレンタカー代金の半分補助を実施しており、利用しやすくしています。また、大阪からは毎日フェリーが就航しており、関西の人にとっては便利な場所です。ワーケーションを通して豊かな自然に触れつつ、ビジネス面でもつながりを広げられる魅力があるのが肝付町です。

    内之浦での釣り(提供:肝付町)

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    HONPROmag編集部

    「HONPROmag」の運営会社 株式会社ホンプロのメンバーが編集部員となり、地方モデルによるディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)が溢れる社会実現を目指し、九州・沖縄エリアの自治体や企業の取り組み等をお届けします。