【SALT】無限の可能性が広がる、オーシャンビューのコワーキングスペース。『九州・沖縄のコワーキングスペース探訪記vol.2』
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今回取材に伺ったコワーキングスペースは、福岡市・天神から電車で約20分、今宿駅から海を目指して5分程歩いた所にある「SALT」です。目前には海の眺望が広がり、開放感抜群。自然の波音をBGMに仕事ができるとは、なんと贅沢なロケーションでしょうか…。そんな癒やしの空間で、SALTの運営会社である株式会社スマートデザインアソシエーション(以下、SDA)の鎌苅さんとコミュニティマネージャー脇山さんにお話を伺いました。
ワーケーションの形は、多様でいい。
SALTは7階建ての建物のうち、1階から5階の5フロアを利用されています。ワークスペースやイベントスペース、キッチン、ライブラリーなどを備えた施設。1日単位のドロップインと月額契約での利用が可能です。「個人での利用はもちろんですが、10人くらいのチームで普段と環境を変えて仕事をするために利用されたり、フリーランスの仲間同士で来られたり。イベントや合宿もできるので、それぞれの目的やニーズに合わせてご利用いただいています。」と鎌苅さん。
より良い人生を追い求め、新たな場で挑戦する人ための 居・職・住のサポート。
そもそもSALTを始めた最初のきっかけは、「自分たち自身が東京から福岡に移住してきたこと」だったそうです。「福岡の地で生きていくためにも、まずは福岡の人たちを取材しながら横のつながりを築いていければと、福岡移住計画というメディアを立ち上げました。その後、地域で新たな仕事を生み出していくため、他企業と一緒にシェアオフィスをはじめ、SALTの原型ができました。」見知らぬ土地に飛び込むのは勇気がいること。それを実体験を通して理解しているからこそ、福岡移住計画の記事では移住者の声を丁寧に掘り下げて発信。SALTでも、福岡や九州で新たな挑戦をしようとしている方のサポートをしているそうです。「人には居場所・働く場所・住む場所の3つが大事。そこを支援していきたいんです。」と脇山さんは話します。
SALTは『その人の“想い”を応援し、実現していく場所』。
また、「訪れる人それぞれの想いや背景を知った上で、その人自身の探索をみんなで応援しながら実現していきたい。」と鎌苅さん。仕事という領域を超えて自己実現ができれば、その人だけでなく周囲も幸せにできる。SALTからそんな豊かな場所を広げていきたい、と力を込めました。
プチホームステイ in SALTでワーケーションの実証実験も。
『企業×SALT』の取り組みも活発で、トヨタ自動車・近畿日本ツーリスト・SALT(SDA)の3社による、超小型電気自動車を使ったワーケーション事業の実証実験など、企業の新規事業創出やマーケティングの場としても利用が広がっています。鎌苅さんは、「先の読めない時代、個人だけでなく企業も変化しないといけないけど、どのように変化すべきか悩まれているように感じます。これからも、皆様の新たな探索に関わらせて頂いたり、応援したりしながら、この場所から様々なアクションを生みだしていきたい。」と活動にかける思いを語ってくれました。
まとめ
筆者は数回ドロップインで利用させていただきましたが、やはり何といってもロケーションが素晴らしい!波の音に五感が研ぎ澄まされ、リフレッシュしながら仕事ができます。またSALTに身を置くと不思議と「応援してもらっている」気持ちになるんです。これは仕事をする上でとても大事なことだと思いますし、ぜひ多くの方に感じていただきたいです。
※この記事内容は公開日時点での情報です。