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【アドバンスグループ】社員研修の新しいカタチ…「オフサイト研修」『九州・沖縄企業の取組み事例vol.7』

CASE

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  • 新型コロナウイルス感染症による影響で、業務のオンライン化が進み、利便性が向上した半面、コミュニケーション機会の減少などの問題点も少なからず見えてきました。

    そんな中、弊社株式会社HOnProも属するアドバンスグループ(以下、当グループ)ではコミュニケーション活発化、ビジョンの浸透および共有を目的とした新たな取り組みを、この秋に実施いたしました。

    今回の記事では、その内容のレポートをさせていただきます。

    コロナ渦におけるコミュニケーション機会の減少についてお困りの方、必見でございます!

    コロナ禍で加速したオンライン化の波

    新型コロナウィルス感染症の影響で、テレワークなどのニューノーマルな働き方が加速し、働き方そのものがここ1年で大きく変わったように感じます。

    その中で当グループでも業務のオンライン化を加速させ、オンライン化できる業務とできない業務を振り分け、トライ&エラーを繰り返しながら、可能な限りオンライン化に向けた取り組みをしてまいりました。

    業務の振り分けや洗い出しをしていく上で、この業務はそもそも必要なのか、あの業務はこういうフローの方が効率的ではないのか、など現場からの意見を集約し効率化を図ることにも繋げる事ができました。

    以前は会議を開く場合に、「○月○日の○時より営業会議を行うので担当者は会議室にお集まりください」とアナウンスしておりましたが、この内容にWeb会議システムのリンクが添付されることが当たり前になりました。

    会議は会議室でしなくてはならない、としか考えていなかったものが自宅でリモートワークをしていても、コワーキングスペースでリモートワークをしていても参加することが可能になり、「場所」という概念が大きく変わったように思います。

    会議のために会社に行く移動時間を考えると非常に効率的になったと実感しております。

    しかし便利になった反面、不安になる部分も少なからず見え隠れする様になりました。
    オンライン化は非常に効率的であったり便利なツールですが全てにおいて完璧ではないと思っています。

    私自身が感じる一番のデメリットは「コミュニケーション機会の減少」だと考えています。

    当グループではフルリモートワークは業務上、現実的ではない、ということもあり月の所定労働日数の20~40%の範囲内でリモートワークを運用しております。

    そうした働き方の中でも、同僚の間で「久しぶりに会ったね」と言った声がチラホラ聞こえます。

    同じ部署の社員同士であれば、業務上でこまめにやり取りがありますが、普段の業務でやり取りをする頻度が少ない部署だと接点があまりない、といったこともあります。

    以前は出社した際に朝の挨拶をしたり雑談をしたり社員旅行や職場の酒席でコミュニケーションが取れていたのですが、タイミングが合わないと1月くらい接点がなかった…ということもありました。

    こういったリアルなコミュニケーションが取れていない状況で価値観の共有、組織力や結束力といった生産性に直結する内容がしっかりとリスクヘッジ出来ているでしょうか。

    オンライン化はある程度の業務に対応が出来ますが、すべてにおいて万能ではないと感じた1年でした。

    弊所での取り組み

    そんな中、当グループではコミュニケーションの活性化など、オンライン化では補いにくいポイントのカバーをするため、新たな取り組みをこの秋に実施いたしました。

    今回のプロジェクトが始まった経緯ですが、弊所では社内のイベントとして2年に一度の社員旅行、社員旅行がない年は所内レクリエーションを実施しておりましたが、新型コロナウィルス感染症の影響で延期をすることになりました。

    そんな中、感染症対策を講じた上で、他の方法でコミュニケーション活発化につながるものはないだろうか、と社内で意見を持ち寄った際に出た案が「オフサイト研修」でした。

    オフサイト研修とは…

    あえて会社を離れ、いつもとは異なる環境で会議をしたり研修をしたりすることを言います。
    実は以前からこの仕組みはありまして、小中学校時代に勉強合宿や自然教室のようなものを体験した方も多いのではないでしょうか。

    普段の校舎を離れ、異なる環境で勉強をしたり、研修を受けたりしませんでしたか?

    また新入社員研修やオンボーディングなどで会社を離れ、新入社員と幹部の方などで社会人としての心構えなどの研修を受けた方もいらっしゃるかと思います。

    何のためにオフサイト研修をするのか、この目的を明確にする必要があります。
    たとえば
    ①コミュニケーション活発化
    ②組織力、結束力を高めるチームビルディング
    ③マンネリ化した会議からの脱却
    ④研修などの内容を記憶に残るものにしたい
    など、オフサイト研修で達成したい目的を明確にします。

    なぜオフサイト研修なのか?

    理由はいくつかありますが、例えば行き詰まった会議を想像してみてください。
    あなたは今、今後の会社の方針を決める会議に参加しています。
    うーん、うーんと頭を抱えて目新しい提案が出ず、時間だけが過ぎていきます。
    こんな時に意見を出すのはいつも○○さんです。
    その○○さんの意見について、本当はブラッシュアップできる提案があるのに重たい雰囲気を感じ、提案することができず○○さんの意見で方針が固まりました。
    この方針に沿ってプロジェクトを進めていきましたが「本当はこのプロジェクトは○○さんの意見を○○して○○した方が、絶対よかったんだよねぇ」と愚痴を漏らしています。

    はい、想像タイム終了です。

    いかがでしょうか?

    これは会議としてあるべき姿でしょうか?

    会議の場で、本当に言いたいこと、言わなければならないことに蓋をしてはいませんか?

    でも実際には会議でよくある光景ではないかと思います。

    この記事を読んでいただいて
    「うちの会議、正にこれ」や、「言われてみればただ何となく会議に参加していた」「これは言っちゃいけない内容のような気がする」と思ってしまった方…

    そんな会議室から一度抜け出してみませんか?

    会議室とは違う場所でリフレッシュして、意見が出しやすくなるような「非日常」を感じる環境で会議をすることで、今までにない自由な発想も生まれてくるかもしれません。

    弊所もそんな想いからこのオフサイト研修を実施いたしました。

    オフィスを離れ海の見えるコワーキングスペースへ…

    当日の流れ

    当グループではまず役職階層別に3班にチームを分け、それぞれ別々の日にオフサイト研修を実施しました。

    まず朝は9:30からart dropさまよりアーティストをお招きしてキャンバスに好きな色の絵具を塗っていきます。

     

    何でいきなり絵を描くの?と思われるかもしれませんが、このワークショップには狙いがあります。

    普段皆さんは絵を描くことはありますか?

    ちなみに私は学校の授業以外で筆をもつことさえありませんでした。

    おそらく大半の方が普段の生活に「絵を描く」という習慣はないのではないかと思います。

    もちろん得意不得意はあるのですが、今回のアートワークショップでは絵の技術を競うようなものではなく、童心に立ち戻り、自由にキャンバスで遊ぶと言った内容でした。

    はじめのうちは、何で絵を描くのだろうと不安げだった同僚も気が付けば思い思いに自由な発想で、楽しんで絵を描いていました。

    その中でも細かい絵を描く人、下書きなしで勢いよく描く人、色の使い方に特徴がある人と、正に十人十色。

    私自身、絵を描きながら他の人がどんな絵を描くのか気になり、普段あまりやりとりのない同僚と話したり、「○○さんの絵は色使いがキレイだねー。」と言った会話があちこちで聞こえてきました。

    一番嬉しかったことは自分以外の絵を見たときに否定的な意見が出ず、よい面や特徴的な面を褒め合うという空気感が自然と溢れかえっていたところです。

    絵を描くという行為がアイスブレイクの役割を果たしながら、チームビルディングにもつながると実感した瞬間でした。

    絵を描くのに没頭して、気が付けばもうお昼ですので、みんな揃ってランチをいただきました。

    海を見ながらみんなでランチ

    お昼からはグループによるディスカッションとして、令和3年10月より福岡から「働き方の未来を創る」というテーマを共に創造するために株式会社HOnPro(以下、弊社)と資本提携をさせていただきました、株式会社SALT 代表取締役の須賀さんとのディスカッションをさせてもらいました。

    株式会社SALT 代表取締役 須賀氏とのディスカッション

    弊社とSALTが資本提携に至った経緯、今後のビジョンの共有や今後のミッションなどをお互いにすり合わせることが出来ました。

    ここからは、当グループ内での会議として
    「人事評価制度の構築」というテーマで社員同士が円になり会議を進めていきました。

    今回は役職階層別に分かれてのオフサイト研修でしたので

    現在の役職として必要なスキルは何なのか?
    部下へのフォロー内容や上司へのサポート内容など、意見を聞きながら会議を進めていきました。

    私個人の感想ですが、普段会議室で行う会議と違い、意見の出る数も多く内容も、普段とは違う視点が多かったように感じました。

    何よりも、いつもは気を遣いながら、あまり意見を出さない同僚も自分の考えや意見を出してくれたことが、個人的にはとても嬉しく思いました。

    これは午前中のアートワークショップをみんなで体験して気持ちが開放的になり『非日常』の環境下で会議に臨めた効果ではないかと思います。

    このように、普段の職場から離れて、社員同士が仕事とは直結しないアートワークショップをみんなで体験することによる効果や気付きで得たものは、とても貴重な時間だったと実感しております。

    また絵を描いたことによりモノとして作品が残りますので、あの時は○○だったねーと、オフサイト研修で体感したことを改めて思い返す材料にもなりました。

    全員分のキャンバスを並べてみると圧巻の光景

    とくにコロナ渦で社員間のコミュニケーションに不安がある、社員の研修が出来ていない、会議がマンネリ化している、といった方はぜひ一度体験していただければと思います。

    社員旅行や社員研修の新しいカタチ「オフサイト研修」

    今注目されているオフサイト研修で社内のコミュニケーション、組織力や結束力を高めてみませんか?

    ※この記事内容は公開日時点での情報です。

    施設情報
    SALT

    福岡市西区、海辺のシェアオフィス「SALT

    海を目の前にするロケーションで生みだすのは、無限の可能性。
    日本全国、世界に打ち出すサービスを生み出すべく、この海から漕ぎ出す小さな船たちは、やがて大海原へ。

     

     

    author
    HOnProマガジン編集部

    HOnProマガジン編集部は、それぞれ異なる個性や背景をもったメンバーから構成されています。さまざまな視点や角度から九州・沖縄の働き方と休み方の今を取材し、現場目線でフレッシュな情報を発信して参ります。

    author
    伴 真介

    1983年11月生まれの福岡生まれ福岡育ちで食品関係の営業を経験後、 2005年に現 社会保険労務士法人アドバンスに入社。 事務代行業での経験を活かし、総務の仕事を効率化できるソリューションの 提案から運用までのサポートに力を入れている。 趣味は釣り・キャンプ・サイクリングなどアウトドアに精通しており仕事も 休日も『常に面白く』が信条。